PCにもディスプレイにも縛られないゲームプレイスタイルを求めて 「“ごろ寝ストラテジーゲーム環境”の構築を本気で考える」
2015年02月09日 10:42
2014年秋に,NVIDIAが自社ブランドで国内市場へ投入してきた「SHIELD Tablet」。とりあえず思い切り端折って説明すれば「ゲームに特化した高性能Androidタブレット」ということになるだろう。
SHIELD Tabletが持つ最大の特徴は,大きく分けて2つだ。1つは別売りの専用ワイヤレスゲームパッド「SHIELD Wireless Controller」をSHIELD Tabletと組み合わせると,本来であればゲームパッド操作に対応していないAndroid用ゲームタイトルを,アナログスティックとD-Pad(=十字キー),物理ボタンでプレイできるようになることである。
実際,昨今ではスマートフォンおよびタブレット用タイトルであっても,かなりシビアな操作を要求するものが増えている。それに伴い,「スワイプしたつもりなのにタップと判定されて違う動作になった」「気づかないうちにバーチャルゲームパッドから指がずれていた」といった不愉快な思いをするゲーマーもまた,増えているのではないだろうか。そういう問題の解決策として,SHIELD TabletとSHIELD Wireless Controllerのペアはかなり有用だ。
SHIELD Tablet(左奥),SHIELD Wireless Controller(右手前)
メーカー&問い合わせ先:NVIDIA
SHIELD Tablet実勢価格:3万9000~4万5000円程度(※2015年2月7日現在),SHIELD Wireless Controller実勢価格:8800~9000円程度(※2015年2月7日現在) SHIELD
GameStreamを利用して「Titanfall」をプレイしている例 SHIELD
もう1つは,GeForce GTX搭載PCと組み合わせたときに利用できる,PCゲームのストリーミングプレイ機能「GameStream」(ゲームストリーム)である。
誤解を恐れずに一言でまとめてしまうと,要はリモートデスクトップなのだが,GeForce GTX搭載PCとSHIELD Tabletがあれば,これといった難しい設定なしにすぐストリーミングでゲームをプレイできるというのは,面倒がなくて実によい。
SHIELD Tablet自体の持つスペックの高さと相まって,そこまで重篤な遅延やコマ落ち現象が発生したりしないのも魅力的だ。
とまあ,このあたりまでは,国内発売に合わせて4Gamerが掲載したレビュー記事で微に入り細に入り説明されているから,ぜひそちらを参照してほしい。
問題は,ここからである。
個人的に申し上げれば,自分がスマートフォンやタブレットでゲームをプレイする最大の理由は,「ごろ寝でゲームを遊べるから」だ。それ以上でも以下でもない。ニンテンドー3DSやPlayStation Vitaなどといったゲーム機も,筆者にとってみれば,同じ目的のために提供されているデバイスである。
なので,“SHIELD初号機”――SHIELD Tabletの発売後,「SHIELD Portable」と改名された,ゲームパッド一体型タブレット――は,かなり理想的なマシンだった。「これがあれば,ごろ寝でPCゲームを楽しめるじゃないか!」というわけだ。